クリエイティブ制作向けのクラウドサービスを提供する株式会社ねこじゃらし（本社：東京都中央区築地、代表取締役：川村ミサキ、以下ねこじゃらし社）は、映像制作の働き方を変えるクラウドワークスペース「JECTOR MOTIONBASE（ジェクター モーションベース、https://www.motionbase.jp/）」を2019年4月3日（水）より提供開始します。
「JECTOR MOTIONBASE」は、ねこじゃらし社のクラウドサービス開発・運営ノウハウと映像制作のプロフェッショナルである東北新社が長年の映像制作で蓄えた知見を生かし、制作現場の働き方やコミュニケーションを変革するために開発された、映像・放送・広告業界で働くプロ向けのサービスです。

■「JECTOR MOTIONBASE」の特長
昨今の働き方の多様化により、プロジェクトメンバーが同じ場所に集まって作業をすることが難しくなってきています。しかし映像制作業界では、発売前の商品情報や作品情報など、絶対に漏洩できない情報を管理しています。無料のクラウドサービスでは、それらの機密情報をそれぞれが別の場所で扱うには大きなリスクがありました。
「JECTOR MOTIONBASE」では、プロジェクト権限に紐づいたチャットやファイル共有の仕組みを提供しているので、情報やデータの共有範囲を管理者がコントロールが可能。データ共有とコミュニケーション機能を内包したプラットフォームです。

特徴

■「JECTOR MOTIONBASE」4つの主要特長機能
① ＜コミュニケーション＞プロジェクトメンバー専用チャットルーム

チャットルーム

「JECTOR MOTIONBASE」のチャット機能は、クラウドストレージのプロジェクトチームごとに専用のトークルームが作られるので、そのプロジェクトメンバーに入っている限定されたメンバー内で安全に情報共有ができます。また、プロジェクトのチャットでは、そのプロジェクトで共有されてるファイルしか添付できないなど、管理者がコントロールしやすく、ファイル共有間違えなどを防ぐ設計にしています。

② ＜プレビュー＞動画や静止画をクラウド上で自由に並べ替えられる連続再生機能

連続再生機能

「JECTOR MOTIONBASE」のプレイリスト機能はクラウドストレージ上の様々な動画や静止画ファイルを並び替え、任意の地点を指定して連続再生します。プレビューできる動画であれば異なる解像度やフォーマットでも好きなように並び替えてリスト化することができます。従来のように編集・レンダリングする必要がないので時間の短縮ができるのはもちろん、素材データをダウンロードする必要もありません。

③ ＜データ転送＞高速な大容量ファイル転送
データの大容量化が進んでいる映像業界では、「4K・8Kなど高品質高精細なコンテンツをいかに安定してデータ送受信ができるか」という問題があります。ユニゾンシステム社が開発した「STORM®️※」をシステムの基盤に採用することで、回線の帯域を無駄なく使い安定したファイル転送を可能にしました。転送が中断した場合でもレジューム機能により中断した場所から再転送します。
※「STORM®」は株式会社TBSテレビの商標登録です。
※独自のUDP通信プロトコルは、株式会社TBSテレビの特許技術です。

④ ＜セキュリティ＞端末認証で徹底的に情報流出防止

端末認証

管理者が認証した特定のパソコンやモバイル端末からのアクセスのみを許可する設定にできるので、パスワード流出や端末紛失にも対応可能。

■「JECTOR MOTIONBASE」機能一覧

• ●プレビュー

●プレイリスト（連続再生）：複数の動画・静止画を任意の順番、任意の地点を指定して連続再生可能。
●高速＆高品質再生：解像度の高い画像もオリジナルサイズのままクラウド上でプレビュー可能。
●高機能プレイヤー：7段階から再生速度を選択可能。ループ再生、フル画面表示、360°表示切り替え、二つの動画・静止画を同時に再生できる比較再生機能も搭載。360°VR動画を含む、多種多様なファイル形式に対応。

• ●コミュニケーション

●チャット機能：プロジェクトと連動したチャットルームを自動作成
●プロジェクト型ファイル共有機能：案件ごとにプロジェクトを作成。メンバーの人数制限はなし。
●メタデータ管理：メタデータは自由設定でき、タグ付け管理も可能。
●コメント・マーカー機能：ファイルやフレームにコメントをつけ、自動通知。プレビュー画面でタイムライン上にマーカーをつけ指示が可能。

• ●データ転送

●大容量転送：回線の帯域を無駄なく使い、安定したファイル転送が可能。
●ファイル便・ファイルリンク：相手を指定しファイルを送る「ファイル便」、共通リンクを発行し共有する「ファイルリンク」の２つの送信機能。
●リクエスト便：アカウントを持たない相手に専用URLを渡すことで、ファイルを受け取ることが可能。

• ●セキュリティ

●端末認証：特定のPC、モバイルからのアクセスを制限。
●監査機能：管理者が、指定したユーザーの操作内容やプロジェクトを確認可能。
●２段階認証：ログイン時、通常のパスワードに加え、毎回認証コードを取得する必要あり。
●ログ管理：ユーザーの操作内容は全てログから把握可能。
●プロジェクトの権限：メンバーごとに6段階の権限を設定。
●IPアドレス制限：指定したIPアドレス以外からのアクセスを制限可能。

• ●対応ファイル

●動画：全23種類（mxf、mp4、m4v、mov、m3v、avi、flv、asf、mpeg、mpg、ogm、wmv、wmx、mkv、m２ts、３gp、3g2、dv、ts、swf、vob、mts、webm）
●音声：全13種類（mp3、wav、aif、aiff、au、snd、oga、aac、m4a、wma、flac、caf、amr）
●グラフィック：全15種類（jpg、gif、png、tiff、pdf、ai、psd、eps、bmp、odg、odi、ondd、xmp、tga、dpx）
●3Dデータ：stl、obj、fbx
●360°VR：equirectangular
●その他：txt、rtf、doc、odt、odf、xls、xlsx、ods、ppt、pptx、odp、xml、odc

• ●動作環境

ブラウザ、Mac（macOS10.12以上）、Wondows（Windows7以上）、iPhone&iPad（iOS11以上）、Android（Android7.0以上）

■「JECTOR MOTIONBASE」 料金体系

料金体系

■  会社概要

• 会社名
  株式会社ねこじゃらし
• 所在地
  東京都中央区築地３丁目７番１号　TSUKIJI GRANDE 5階
• 代表者
  代表取締役　川村　ミサキ
• 設　⽴
  2006年3⽉3⽇
• 事業概要
  ●映像制作の働き方を変えるクラウドワークスペース
  「JECTOR MOTIONBASE」
  ●クリエイティブ制作業務を効率化するクラウドワークスペース
  「JECTOR」
  ●映像処理クラウドサービス「Setaria.cloud」の開発・運営
  ●クリエイターのためのコワーキングスペース「DMZ WORK」の運営
• ホームページ
  https://www.nekojarashi.com/